【1年半の体験談】塾講師のデメリット5選
・塾講師になろうか考えている人。
「塾講師になりたいです。果たして、塾講師はどんなつらいことがだろう??塾講師のデメリットを教えてください。」
こういった疑問に答えます。
✓本記事の内容
・塾講師のデメリット
・ホワイトとブラックの違い
・ストレスが溜まる塾講師のアルバイト
この記事を書いている僕は、塾講師歴1年半ほど。
- ブラックな塾で3ヵ月程
- ホワイトな塾で1年半程
で働いた経験があります。
*この記事は4分ほどで読み終わります。
4分後には今までより、塾講師のデメリットが理解できるようになっているはずです。
この記事は2021/05/13にライティングされました。
塾講師のデメリット
塾って働く先にどんなデメリットがあるか気になりますよね。
運悪くブラックな塾に入ると無理をしいられたりします。
今回は僕の塾講師の体験談と友人の体験談から塾講師になるデメリットを紹介します。
これから紹介するのはブラックな塾の事例です。ホワイト企業ではこのようなことが起きません。
①おもったより稼げない
正直に言いますが、ブラック企業の塾の場合は全然稼げません。
時給換算すると700円~800円になったりします。
その理由として、以下のようなことがあげられます。
時間外労働(1日30分~50分)
- 授業前予習 (20分)
- 授業後の復習(15分)
- ミーティング(5分)
- 掃除 (10分)
上記のように1日30分~50分の時間外労働で強いられることがあります。
正直、意味わからないですよね。
僕は18歳の大学1回生の時に20コマくらいだけ働いたんですけど、そこの塾はブラックで上記のように時間外労働だらけでした。
しかも、1コマだけの日だと最悪です。
90分の1コマに時間外労働30~50分ついてくるんですから。
休日の無料出勤(6ヵ月に1回程度)
半年に1度ほど研修やミーティングなどを休日に無料で参加させらることがあります。
日曜日にスーツをきて出勤して、2~3時間無料の研修です。
その後に講師たちで打ち上げという形で居酒屋にいったりするんですが、それも実費です。
2~3時間+居酒屋代(3000円)のように時間もお金も費やします。
本当に最悪ですよ。
生徒が休んだコマは無給
生徒が急に休んだコマは給料がはいらないです。
ですから、19時~から1コマあったとしても生徒が来なければ無給です。
最悪ですよね?
塾にきた時間などが無駄になります。
生徒が休むかどうかは講師側の責任でないのに、塾側は何もしてくれません。
1日あたり1コマ~3コマ
これはホワイトな塾でもいえることですが、1日1~3コマしか入れません。
塾自体が中学生の授業後などですので17~22時くらいまでの勤務になります。
平均的に時給1200円・1日2コマで1日3600円くらいの稼ぎです。
【給料の目安】
【例】1日2コマ 週3日
1日(3600円)×3日=1週間(10800円)
1週間(10800円)×4週間=1ヵ月(43200円)
このように1ヵ月で43200円という結果になります。
そして、このスケジュールが1番一般的です。
平日全部シフトインしたと仮定すると
【例】1日2コマ 週5日
1日(3600円)×5日=1週間(18000円)
1週間(18000円)×4週間=1ヵ月(72000円)
多く入った場合は72000円くらいですね。
ですからがっつり稼ぐということは難しいかもしれませんね。
春季・夏季・冬季講習の時だと月10万以上稼ぐことは可能です。
ホワイトの場合
- 時間外労働なし
- 休日出勤なし
で時給通りの金額を貰うことが可能です。
ですから、ホワイトな塾で働く場合は時給通りの金額を貰うことができて文句なしです。
②服装に縛られる
顔
見た目を重視する塾はたくさんあります。ひげを生やすピアスをするなどは禁止です。
服装
スーツを着る必要があります。出勤のたびにスーツをきるのは面倒です。
当たりの塾
ブラック・ホワイトという意味では左右されませんが、私服で塾に通うことが可能です。
③生徒の対応につかれる
やる気のない生徒の対応は疲れます。
人間関係ということもありますし、人を扱うのは難しいです。
例えば、
~授業中~
あなた:授業やるよ
生徒:うっさいねん、だまれ
あなた:はよ、教科書開けって
生徒:だる、トイレいってくるわ
とこのように反抗期ということもあり、中には暴言を吐いてくる子もいますし、命令を従わない子もいます。
すると、徐々に疲れていきますよ。
塾の講師側からは生徒を選ぶことはできませんし、精神的に嫌になることもあります。
④塾長からストレスをかけられる
塾長が昔の古い考えの人ならストレスがかかって精神的に疲れます。
ブラックの場合
塾長に根性論がいまだに根付いている場合は最悪です。
【例】
塾長:お前の担当してる生徒のたけしが点数上がらないから塾辞めるっていってるで。
どうすんの?
あなた:いや、すいません。まだ入って3ヵ月くらいなんですけど、、
塾長:うんー。けど、社会に出た時に結果問われるよ。
あなた:頑張ります。
塾長:もっと必死になってよ。
みたいな感じです。
点数があがらない時は詰めてきたりします。
やる気がない生徒を担当した際は怒られる頻度がふえます。
ホワイトの場合
無理な事はムリと塾が理解している。
【例】
塾長:君が担当しているたけし君中々点数あがらないね
あなた:すいません。
塾長:いやー、まあしょうがないよ。あいつ授業中の態度が悪いからなー。
俺が今度話してみるわ。
あなた:お願いします。
という感じです。
塾長が、注意はしてくるんですけど無理につめてくることもしませんし、塾で長く働いた経験から点数があがらない生徒は仕方ないという考えがあります。
⑤友人と休日に遊べない日がある
これはブラック・ホワイトどちらにも共通しますが中間・期末テスト前の土日などは休むことができないです。
生徒の点数を上げるラストスパートですので、塾内の生徒全員がテスト前の土日に授業を受けるために集結します。
塾としても人手が足りなくなるので、休むことはできません。
ですから、友達と飲み会など、気軽に遊びに行くことができないことがあります。
まとめ
ブラックな塾で働くと
- 不満が溜まる
- 十分に稼げない
とストレスが溜まることが多いです。
基本ホワイトな塾で働いた場合にはそこまで稼げないという事実は変わりませんが、ストレスフリーで楽しくはたらくことができます。