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【心理学】「どうやって褒めればいいだろう?」塾講師の7つのほめ方

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✓生徒のために適切なほめ方を知りたい人。

「塾講師をはじめましたが、なかなか生徒の点数があがりません。どんなほめ方をすれば生徒はもっとやる気になってくれるだろう?ただしいほめ方をおしえてください。」

 

こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

  • 塾講師のほめ方の基本
  • 生徒がよろこぶ7つのほめ方

 

 

✓この記事を書いている筆者の紹介

塾講師歴1年半ほど。

現在は心理学などの勉強をしています。

 

*この記事は3~4分ほどで読み終わります。

3分後には今までより、ただしいほめ方ができるようになっているはずです。

 

この記事は2021/06/16にライティングされました。

 

 

塾講師のほめ方7選【心理学】

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塾講師をしていると

 

あ~、僕から必死に教えているのに、なかなかいうこときいてくれないなぁー、どうしたらもっと生徒のやる気をだせるだろう?

 

とおもうことがありますよね?

 

そのときに、とても有効なのが褒めることです。

 

褒めることでモチベーションを高く保つことができて、生徒の勉強の意欲を促進することができます。

 

ぜひともマスターしましょう。

 

 

 

褒め方の基本

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ほめ方の基本を紹介します。

 

ー相手への褒め方や回数を変えるだけで、あなたの人生はいくらでも変わるー

(好かれる人は1%が違う)

 

 

心理学者のアロンソンとリンダ―によって証明された褒め方の実験です。

 

ミネソタ大学の女子大生80人に

  1. とにかく褒めまくる
  2. 悪口を言い続ける
  3. 悪口を言った後に褒める
  4. 褒めてから悪口を言う

 をおこない、「効果的な褒め方」を調べる実験が行われました。

 

*2番にいたっては褒め方にすらはいっていないとおもいますが、、、(笑)

 

褒めて最も好感をいだかれたのはどれだとおもいますか???

 

これをパッとみたときに、1番の「とにかく褒めまくる」がもっとも効果的におもえますよね?

 

 

しかし、答えは、、、、、

 

 

 

 

3番の「悪口をいってから褒める」でした!!

 

あなたも女性から「かっこいいよ!」といわれるより、

 

「初対面のときは印象わるかったけど、今はかっこいいよ!」といわれるほうが、いい気分にかんじませんか?

 

「あー、この人正直に感想をいってくれてうれしいなー。。」

 

とかんじますよね?

 

ですから、

ポイント
  1. マイナスな発言をしてからプラスな発言をする

 

という構成で生徒を褒めた方が効果的ってことです。

 

例としては、

正直なー、今回の成績悪いとおもってたけど、英語30点もあがってるやん!よくやった!

おいおい、どうした?宿題やらんくせになんで、なんで数学80点もとれてんねん!

 

とかですね。 

 

これが褒め方のベースになります。

 

 他の褒め方は

  • 褒めまくる→褒められることに慣れて効果が薄い
  • 悪口をいいまくる→ずっと不快で効果なし
  • 褒めてから悪口をいう→1番不快で効果なし

になります。

 

ですから、ほめ方の基本として、「下げてからほめる」を意識しましょう。

 

 

 

塾講師の7つの褒め方

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塾講師の7つのほめ方をぜひともつかっていってください。

 

 

具体的に褒める

 

具体的にほめましょう。

 

確実な根拠をもって褒めると、あなたに対する信頼度も倍増します。

 

塾講師ではどう使えると思いますか?

 

以下のような感じですね。

 

あなた:「毎日1時間も数学の復習してるんや!?数学の2次関数のところむずかしいのに、よくできてるやん!」

 

具体的にほめてあげましょう。

 

 

 

相手も気づいていないところを褒める

生徒もきづいていないところをほめましょう。

 

相手が嬉しさが2倍に与えるわけではなく、あなたの観察力の評価があがります。

 

塾講師ではどう使えると思いますか?

 

以下のような感じですね。

 

あなた:「けんたくん自身はわかってないかもしれへんけど、忍耐力と集中力があるな!塾にきて、ちゃんと90分集中できるってなかなかすごいことやで?」

 

生徒もきづいてないところをほめましょう。

 

 

 

第3者を褒める

生徒の周囲の人をほめましょう。

 

第3者からほめられると言葉の信頼性がまして、効果がアップします。

 

塾講師ではどう使えると思いますか?

以下のような感じですね。

 

あなた:「報告書にお母さんからのコメントあるやん。けんたくんのお母さんめっちゃええ親やな~。」

 

生徒の周囲の人をほめてあげましょう。

 

 

 

あなたらしく褒める

あなたらしくほめてみましょう。

 

ハイタッチやグーでこぶしを合わせるのもいいかもしれません。

 

塾講師ではどう使えると思いますか?

以下のような感じですね。

 

あなた:「おおー、こんなにも点数あがったん?ナイス!」

あなた:(~ハイタッチする~)

 

あなたらしくほめましょう。

 

 

 

結果だけではなく、過程も褒める

過程をほめてあげましょう。

 

結果だけはなく、努力した過程をほめられることで認められた感がアップします。

 

塾講師ではどう使えると思いますか?

以下のような感じですね。

 

あなた:「あんだけ、期末前に宿題をがんばって単語暗記してたんやからこんな点数とれたんやで。」

 

あなた:「うわ、スゴ!40点も点数あがったん?塾にきて1番最後までのこって学習してたもんな?継続して勉強できるってスゴイことやで。」

 

成績がのびた過程をほめてあげましょう。

 

 

 

予想外の状況下で褒める

「え?ここでほめられる?」という予想外なタイミングでほめましょう。

 

うれしさ+おどろきをかんじることができて、効果が上がります。

 

塾講師ではどう使えると思いますか?

以下のような感じですね。

 

あなた:「おい、遅刻するなや!!わかってるか?(-_-;)」

あなた:「なんでいつも遅刻してくるのに、定期テストで英語80点もとれるねん(笑)(^^;」

 

とかですね。

 

叱るとみせかけて、ほめることにより「あれ?この状況でほめられた?」とすこし困惑をさせることができます。

 

予想外の状況下でほめてみましょう。

 

 

 

色々な方法で褒める

メモや手紙などをつかってほめてみましょう。

 

口頭だけではなく、メモなどの形にのこるものはグッと生徒の心を動かします。

 

塾講師ではどう使えると思いますか?

以下のような感じですね。

 

あなた:「はい、これ」(~メモを渡す~)

メモの中身:「テスト前でしんどいと思うけど、がんばれよ!!日本1の塾講師より」

 

とかですね。

 

メモや手紙などいつもとは違った手法で生徒をほめてみましょう。

 

 

 

限定して褒める

”あなただけできた”と生徒が特別感を感じるような褒め方をしましょう。

 

限定されることにより、生徒は特別感を感じることができます。

 

たとえば

あなた:「うわー、すごいな。ここの問題だれもできひんかったのに、健太君だけ解けたで?」

あなた:「ケンタ君、理解力めっちゃいいな!けんたくんだけやで?いつも1回で10のことを理解することができる子は。」

 

「あなただけ」と限定をしてほめてみましょう。

 

 

 

まとめ

 今回は心理学にもとづいて、生徒のほめ方について紹介させていただきました。

 

基本のほめかたは下げてからほめるを心がけてください。

 

そして塾講師がすべき7つのほめ方が以下になります。

 

  1. 具体的にほめる
  2. 相手もきづいていないとことをほめる
  3. 第3者をほめる
  4. あなたらしくほめる
  5. 過程をほめる
  6. 予想外の状況下でほめる
  7. 限定してほめる

 

生徒のほめ方がうまくなっていくとプライベートでも友人や彼女をほめるのが次第にうまくなっていき、「おおくの人に囲まれる」ようになりますので、ぜひとも明日からどれか1つでもいいのでとりいれてってください。

 

「最後までみていただきありがとうございました!」